ブランド品なら手袋も高く買います!
「一雨ごとに深まる秋」…といいますが、昨日(11月10日)の雨で11日以降の今週は、寒さがグンと増しそうですね。
衣替えをして日々厚着になってきます。徐々に冬支度です!
コートやジャケット、マフラーとともに、寒い冬の時期にあると便利なのが、「手袋」ではないでしょうか。
安価でカジュアルなものはもちろん、しっかりとした造りの「革製」の手袋は、毛糸の物と比べ物にならないくらい防寒性が高く機能的なんですよ。革手袋は、フォーマルなイメージをお持ちの方も多いと思いますが、普段使用できるデザインの優れたものもたくさんあります。
ということで、本日は革手袋について少し述べたいと思います。
手袋に使用される革は、柔らかく肌に吸いつくような感触がある物が良いとされます。
そこで良く使われるのが、シープスキン(ラムスキン=羊革)やゴートスキン(山羊革)です。
牛革や豚革はどうしても硬くゴワゴワした感じになるので、補強の目的やデザインの一部として使われている感じがします。
他には、ペッカリー革(イノシシ類の革)やスエードなども使用されます。
- ・羊革
高級ソフトレザーの主流を占め、薄くて柔らかくファッショングローブの中心素材となっています。特に「ラムスキン」と呼ばれる、生後1年未満の子羊の革は柔らかく繊細で手袋に適しています。 - ・山羊革
特に「キッドスキン」と呼ばれる生後3ヶ月未満の子ヤギの皮が良く用いられます。ゴートスキンよりも薄くて柔らかいのが特徴です。 - ・牛革
耐久性に優れ、カジュアルグローブやスポーツ、作業用のものまで、汎用性の高い革素材です。 - ・豚革
軽くて丈夫で、カジュアルグローブに使用されます。毛穴に特徴があります。 - ・その他
鹿革、馬革、カンガルー革、ペッカリー革、ムートン(毛付羊革)などがあります。
ちなみにスエードとは、牛・山羊・羊等の革の裏面をサンドペーパーでわざとキズ付けて起毛させたもので、特定の革の種類を指すものではありません。(余談ですが、表面を起毛させたものをヌバックといいます。)
特にエルメスなどは、もともと馬具を製造していたブランドだけあって、革のグローブも豊富にあります。
革の手袋はなるべく手に合ったジャストサイズの物がベストです。
革は使っている間に伸びてくるので、購入時にはややきついくらいが良いかもしれません。
また、エルメスはグローブに関するアクセサリーがたくさんあります。
いずれもバッグのハンドルに付けて、手袋を束ねて持ち歩くのにとっても便利です。
とってもおしゃれで、エルメスらしいですね。