シャネルならリペア品でも高く買います!
以前、シャネルのアイテムのリペア(修理)代金について記載しましたが、今回はリペア(修理)済みアイテムの識別についてご説明します。
きちんとしたお店で正規品を購入すると、万一破損したり不具合があった場合は、きちんとアフターメンテナンスを受けることが出来ます。そういった保障があるがゆえの価格だったりするのですが、それは「安心」を買うということに他なりません。
(よって、コピー商品を買うのは論外です。)
例えば、こちらのシャネルのチェーンショルダーバッグ。
こちらの商品は、だいたい1996~1997年くらいに製造されたバッグです。
この年代に作られたバッグは、2013年の今、17年18年経っているということ。
見てお分かりいただけるように、ほとんど使用されていない新品同様の外観です。ただし、日本のような湿気の多い場所で長く保管していると、例え使っていなくても「ガタ」がくるもの。
この製品にありがちな傷みは、内側素材のべた付きです。場合によると、コーティング材の接地面がひっついて内ポケットなどが開かなかったり、接地面からはがれが出てくることがあります。
そういった外的要因(故意に消費者がつけたものではない)からなる傷みは、もちろん補償の対象となります。
ブティックでリペアを受けた商品には、その識別のために銀色のブティックシールが貼られます。そこには修理を受け付けたブティック名と年月日が記されています。そして、記載されている日付から1年間の保証が付きます。
ちなみに、新品の商品には金色のブティックシールが貼られ、購入場所と購入年月日が記されます。
シャネルの製品には、基本的にすべてのアイテムにシリアル番号が付されています。その番号と一致したいわゆるギャランティーカードが同梱されており、一意(固有)の製品であることの証となっています。
(写真は、旧ラベルと新ラベルの違いです。)
こういったユニーク番号(シリアル番号)に加えて、シャネルは上記のブティックシールでも製品を細かく管理しています。(ただし、海外で購入されたものにはブティックシールはありませんので、ご注意ください。)
製品のお値段が張る。。。と言うのは、こういった理由があるからなのですね。
参考にしてください。